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アンモライト白亜紀後期、円盤状のアンモナイトのプラセンティセラス・ミーキ(Placenticeras meeki)、 プラセンティセラス・インターカラレ(Placenticeras intercalare)、 またバキュリテス・コンプレッサス(Baculites compressus)の貝殻化石が、 アンモライトになります。

アンモナイトは、中生代の末期、恐竜とともに絶滅するまで、 熱帯の海で繁栄したイカのような生き物でした。

アンモライトになるアンモナイトは、ロッキー山脈に隣接する、 先史時代の亜熱帯の内海に生息していました。

海が後退するにつれて、アンモナイトはベントナイト堆積物の地層に埋まりました。

この堆積物が、カルサイトに変質するのを防いで、殻に覆われた物のアラゴナイト(アンモライトとしての組成)を守りました。

 


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むかし、むかしのことです。
ブラックフット族は、食べ物を見つけられなくなってしまいました。
食物にしていた、バッファローがいなくなってしまったのです。
人々は苦しんでいました。
ある日、ブラックフット族の少女が、
山の中をあるいていると、口笛が聞こえました。
それは、ピューピューと、少女を呼ぶようでした。
驚いて、少女は口笛の元を探しました。
それは、きらきらと光る石でした。

少女が石を手に取ると、石は、少女に話しかけたのです。

わたしを連れて行きなさい。
私の言うとおりに特別な儀式をしなさい。
そうすれば、バッファローたちはもどってきます。
人々は、救われるでしょう。

少女は石を大切に持って帰りました。
長老に石の話をしました。
ブラックフット族は、石が言った通りに、特別な儀式をしました。

バッファローたちは、もどってきました。

人々は救われました。
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きらきらと光る石、アンモライトをみつけた少女は、
年をとって亡くなりました。
そして、アンモライトをまもる、神となりました。
神となった少女は、すべてのアンモライトがどこにあるか知っていて、
それを守っています。

ブラックフット族のチーフは、
アンモライトを探しに行く前に、必ず、この神に祈りを捧げます。
自分が誰であるかを伝え、
なんのために、アンモライトをとるのかを、伝えます。

そして、アンモライトをとりに行くと、
闇雲に探し回る必要はなく、
アンモライトが導くかのように、
アンモライトを見つけることができるのです。

アンモライトを見つけたあとは、
短い感謝の祈りを捧げます。

その神は、
その人が誰であるかを知っているのです。



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